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ハンセン営業部商品案内 > Thermo Fisher Sicentific社製品トップ > 水について | |||||
精製法それぞれの特徴を知って、最適な”水”を効率的に使う |
脱イオンまたは、脱塩とも呼ばれ、水に溶解したイオン化塩に親和性を持つ合成樹脂によって、水からイオンと鉱物を除く方法です。 イオン交換法には一般に、陽イオン・陰イオンからなる混床式と二床式の2つの方法があります。混床式の利点は、より質の高い水が得られることで、供給水をイオン交換樹脂に通すだけで、最高純度水(比抵抗値18MΩ・cm at 25℃)を製造することができます。二床式の利点は、多量の純水を製造できることです。しかし、イオン交換法のみでは、有機物、バクテリア、パイロジェンを完全に除去することができません。 |
逆浸透法は、濃度の高い溶液側に圧力を加え、濃度の低い側へ、逆浸透膜を通して押し出し、水分子のみを通過させて溶解物質の分子を残す方法です。ほとんどの塩類は分離され、良質の水のみが膜を通過しますが、器具の洗浄水及び、純水装置の前処理水としてしか使用できません。 | |
蒸留法は、不純物を水から取り除くというよりも、むしろ水を不純物から分離するという点で他の水精製法とは異なります。また、単独で最も幅の広い可能性をもつ水精製法といえます。蒸留装置には、1回蒸留、2回蒸留があり、ガラス器具の洗浄から製剤の製造まで多岐にわたって使われており、純水の需要の多くを蒸留水でまかなっています。すべてのイオン化固体、水よりも沸点の高い有機物、細菌、そして特殊なバッフルを装備すると、パイロジェンも効果的に取り除けますが、イオン化した気体と沸点の低い有機物等は、蒸留のみでは取り除くことができず、他の方法との組み合わせで除去する必要があります。 | ||
Barnstead社では、あらゆるタイプの”水”の精製装置を提供していますが、1つの精製法のみでは求める純水の条件を満たすことができないかもしれません。そのため、いくつかの方法を組み合わせることにより、必要とするグレードの”水”を経済的に効率よく製造するシステムをつくることができます。 |
JIS K 0557化学分析用の水質 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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A1 : 器具類の洗浄水 A2 : 一般の化学分析 A3 : 試薬類の調整、微量成分の化学分析 A4 : 有機物の試験(TOC, CODなどの試験)、微量生物の化学分析 |
試薬用水の標準規格 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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CAP :米国病理学会 ASTM :The American Society for Testing and Materials NACCLS : The National Committee for Clinical Laboratory Standards |
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